2015年5月31日の目黒区での上映会、6月4日のカネミ油症東京集会、どちらも終了しました。
5月31日の目黒区での上映会は前日に朝日新聞朝刊東京面に紹介記事が出た効果もあったのか、60名近い参加者で盛会でした。
『食卓の肖像』上映後、20分ほど、どうしてカネミ油症事件がここまで救済されないできたのかについて背景を簡単に私がお話しました。また、カネミ油症被害者支援センター共同代表の佐藤禮子さんも上映終了間際に駆けつけ、私の話の後、どうして自分がこの運動にのめり込んでいったのかについて女性(母親)の立場から発言しました。
休憩の後、会場の皆様による映画の感想や、食についての活発なディスカッションが行なわれました。
栄養士や区会議員の方も発言。カネミ油症事件がこういうものだったとは驚いたといった感想から、食品表示の問題や、森永ヒ素ミルク事件、TPP、沖縄のダイオキシン問題など、話は多岐にわたり実に有意義なものでした。
このような、「目黒母親大会」という形で、カネミ油症の映画を上映でき、本当に良かったと思いました。
6月4日のカネミ油症東京集会は、直前に最高裁の不当判決が出たため、急遽、サブタイトルを「最高裁判断に抗議する!」に変更して、予定通り、開催しました。被害者、弁護士、支援者、多くの方が来場され、怒りの発言が続きました。
有難うございました。